既存のパーティクルとの違いは?
エフェクトと言えば既にパーティクルがあるのですが、違いを調べてみると大きな違いはこんな感じ。
・パーティクル = CPUで実現(モバイルでたくさん描けないけど、どの機種でも表現できる)
・VFX Graph = GPUで実現(モバイルでたくさん描けるけど、機種によって対応していない)
※ググれば詳しい情報がヒットします
※スマホアプリで使うことを前提にしています
なぜVFX Graphか?
対応機種が増えてくるだろうし、これから多用されそうな気がするから。
導入してみる
@Unityをインストール
どうせなら現時点で新しいUnityを使おうということで、Unity2020をインストール。
スクショは「2020.1.12f1」ですが、実際に使っているのは「2020.1.9」。

Aプロジェクトを新規作成
将来的には、VFXを愚痴フリーで使いたいので、プロジェクトを新規作成するときは「2D」を選択。

BVisual Effect Graphをインストール
Window > Package Manager から、Visual Effect Graph を選んでインストール。
画面右に「Samples」とあるけど、VFXのサンプルをインポートすることが出来た(今回は無視)。

C早速VFX Graphを作ってみる
Projectウィンドウで右クリック > Create > Visual Effects > Visual Effect Graph を選択。

すると、「New VFX」というオブジェクトができます。

「New VFX」オブジェクトをHierarchyウィンドウにドラッグ&ドロップします。

すると、SceneウィンドウにVFXが表示されました。

DVFX Graphを確認する
Hierarchyウィンドウで「New VFX」を選択すると、Inspectorウィンドウに詳しい情報が表示されます。
その中の「Visual Effect > Edit」ボタンを押します。

すると、VFX Graphの中身が確認できるウィンドウが出現します。

基本的な使い方は、こちらの動画で紹介されています。
基本の4要素
VFX Graphで重要なのは、軸となる4要素です。
スクショでは上から順に
・Spawn = いくつパーティクルを生み出す
・Initialize Particle = どういう風にパーティクルを生み出す
・Update Particle = パーティクルを動かす
・Output Particle XXXX ※XXXX が何種類かある = パーティクルの見た目
となっています。
次回からは、このVFX Graphの使い方についてもう少し掘り下げていってみます。