非常にアクセス数が少ないのに、利用時間による従量課金になっています。
AWS EC2の料金表:
https://aws.amazon.com/jp/ec2/pricing/
t2.micro だと、$0.02/時間 なので、1年だと
1日の料金(0.02 x 24) x 365 = 175.2$
かかります。
ほとんど使われないのに、EC2を起動し続けているために毎年これくらいの
費用がかかってしまいます。
そうなると「使うときだけ料金が発生してくれたらなー」と考えてしまいます。
そこで登場するのが「AWS Lambda」というサービスです。
簡単にいうと、
・利用したときだけ料金が発生する
・サーバーを持つ必要がなくメンテナンスの必要がない
・アクセス数が急増してもAWS側で自動で対応してくれる
というサービスです。
AWS Lambdaについてのamazonの説明:
https://aws.amazon.com/jp/lambda/
初めてのAWS Lambda:
https://codezine.jp/article/detail/8446
AWS Lambdaの料金については、
メモリ128MB で、1ヶ月の無料利用枠の秒数が 3,200,000秒(約37日)
それを超えると100 ミリ秒単位の価格が0.000000208$ です。
現状の少ないアクセス数ならば、Lambdaの実行時間が1秒だとしても
無料枠で十分まかなえます。
AWS Lambdaの料金表
https://aws.amazon.com/jp/lambda/pricing/
これは利用しなければ!
ということで、Hello World をやってみましたので、記録として残しておきます。
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ここからは「AWSのアカウントを開設している」ことが前提になっています。
AWSのアカウントを開設していない方は、開設してからお進みください。
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管理画面のサービスの中から Lambda を選びます。

Get Started Now を選びます。

blue print(青写真)を選ぶ画面になったら、画面中央の">"を押して青写真一覧の次のページを
表示します。

hello-world の青写真があるので、選択します。

ここは何もせず"Next"を選択。

ファンクション名が必須なので、"helloWorld"とします。
他はデフォルトのままです。

画面を下に進めると"Lambda function handler and role"の欄で"Role"を設定する必要があります。

Roleを作っていないので、ここでRoleを作ります。
Roleのプルダウンメニューの中から、"Create a custom role"を選択します。

Roleを作成する画面に移ったら、デフォルト設定のまま"許可"を押します。

Lambdaの画面に戻ると、RoleとExisting roleの欄が先ほど作ったRoleで埋まっています。
他の設定はデフォルトのまま"Next"を押します。

確認画面になりますので、"Create function"を押します。

Lambdaのダッシュボード画面に切り替わると、Hello Worldのコードの内容が表示されます。
今回はそのまま、画面上の"Test"を押して実行してみす。

ダッシュボード画面の下の方に、実行結果が表示されます。
さらに詳しいログを見るときは、"Click here"を押します。

CloudWatchの画面に移ります。先ほどのログが表示されています。
ログを選択します。

詳しいログを確認することができます。

Hello World の流れは以上です。
次は、Unityとの連携をしてみます。
続きの記事:
[Unity] AWS Lambda をUnityから実行してみた(iPhoneから実行も)