ソーシャルプラットフォームと呼ばれていて、ゲームのプレイヤーどうしのコミュニケーションを
向上させるために色々な機能が用意されています。
・Leaderboard機能(ランキング)
・Achievement機能(良い成績を収めるとトロフィーを獲得)
・GameFeed(他のプレイヤーの状況がリアルタイムで表示される)
・Announcements
などなど
※海外と日本、プラットフォームの違い(iOS、Android)によって使える機能が異なるようです
iPhoneゲームではほとんど取り入れられていたり、GREEがゲームアプリでプラットフォームを
提供していたりします。
GREEとOpenFeintとの関係については、ここでまとめられていました。
http://techwave.jp/archives/51655592.html
Androidでゲームを作っていたとき、ユーザーに長く遊んでもらうにはどうしたらいいのかで悩んでいました。
そんなとき、OpenFeintを知り、これだと思いました。
OpenFeintを使えば、同じゲームをプレイしている人どうしで競い続ける環境が簡単に実現できる!
ということで、
前置きはここまでにして、実際の使い方について流れをまとめます。
【参考】
http://www.magente.jp/modules/d3blog_2/index.php?uid=4
↑の参考は、当時参考にしたサイトです。
このサイトはiPhone向けの内容です。
自分の場合はWin環境上でのEclipseを使ったAndroid開発です。
(1) Openfeintの開発者サイトに登録
https://api.openfeint.com/dd/login
にいって、右上にある「Sign Up」から登録を行います。
必要情報を入力します。
・Game Name
・Platform
・Company Name
・Password
・Confirm Password
Game Name を登録する必要がありますが、あとで修正できるのであまりここで悩まなくて大丈夫です。
(2) SDKをダウンロード
https://api.openfeint.com/dd/downloads
※上メニューの「downloads」と同じ
に行って、「OpenFeint Android 1.10.2」からSDKをダウンロードします。
解凍すると、以下のような内容になっています。

・doc (リファレンス)
・GameFeed (GameFeed用API)
・MyOpenFeintSample (サンプルプログラム)
・OpenFeintAPI (OpenFeint用API)
・README.html(リファレンスのトップページ)
次に、OpenFeint開発者ページでゲーム情報を確認したり、LeaderboardとAchievementを用意します。
(3) ゲーム情報を確認します
ログインした直後の画面(Overviewタブを押した状態)だと、左側に登録しているアプリのメニューが表示されます。
自分の場合は、現在OpenFeintを利用している3つのゲームが表示されます。
ここでは、例として100メートル走(the 100 meters)を挙げます。
左メニューの中から「Application Information」を選びます。
Basic Informationが表示されます。

ここで、Sign Up のときに登録したゲームの情報が表示されます。
(または、左メニュー「+ Add New Game」で追加した情報)
後のプログラミングで使うのは以下の4つなので、メモしておきます。
・Name
・Client Application ID
・Product key
・Product secret
(4) Leaderboardの作成
次に、Leaderboardを作成します。
画面上にある「Features」タブを押します。
左メニューが変わるので、「Leaderboards」を選択します。
Leaderboards画面に変わります。

「+ Add Leaderboard」を押すと、新しくLeaderboardを追加することができます。
スクリーンショットでは、「100メートル走」で既に作ったものが表示されています。
メモしておくのは、
・Unique ID
です。
「+ Add Leaderboard」を押すした後に表示される画面です。

・Name (Leaderboardの名前 例:100メートル走ランキング)
・Descending sort order (チェックを外すと値が小さいほど上位になります。タイムを競う場合に使えます)
・Allow worse scores (自己ベストに達しない場合でも、Leaderboardの値を変更するかどうか)
・Active? (有効にするのでチェックを入れます)
・Visible? (ユーザーにLeaderboardを見せないとはチェックを外します)
・Edit Version (Androidアプリのどこからどのバージョンまでに適用するか)
→ Starting Version
→ Ending Version
(5) Achievementの作成
次に、Achievementを作成します。
左メニューの「Achievements」を選択します。
Leaderboardと同様、以下をメモしておきます。
(新規に作成する場合は何も表示されないので、「+ Add Achievement」を押して追加します)
スクリーンショットでは、「100メートル走」で既に作ったものが表示されています。
・Unique ID

「+ Add Achievement」を押すした後に表示される画面です。

・Title (Achievement(トロフィー)の名前 例:2秒以下)
・Feint Score (このAchievementをアンロックしたときに得られる得点)
※Achievementは始め「ロック」された状態です。条件をクリアするとロックが解除(アンロック)されます
・Icon (表示されるアイコン)
・Secret Achievement (Achievementをはじめにユーザーに見せない場合はチェックを入れます)
・Description (説明)
・Edit Version (Androidアプリのどこからどのバージョンまでに適用するか)
→ Starting Version
→ Ending Version
これでプログラミング前の準備は完了しました。
続きは「Openfeintの使い方(その2)」で……。