2012年09月30日

[iOS] Xcodeから過去のiOSシミュレーターを起動してみた

[iOS] 「過去のXcodeをインストールさせようとするとInstallarion AlertでiTunesが残り続ける」ときの対処 の続きです。
今回は過去のXcodeのインストールが完了して、過去のiOS シミュレーターを起動するまでをまとめました。

目的は、Xcode4.5でiOS4.2のシミュレーターを起動させることです。

過去のXcodeをインストールするとき、こんなウィンドウがありました↓

スクリーンショット 2012-09-30 11.51.56.png

下にあるメッセージによると、iOSシミュレーターもインストールされたようです。
ということで、文言にある場所をFinderで確認↓

スクリーンショット 2012-09-30 11.53.21.png

早速シミュレーターを起動↓

Xcode > Open Developer Tool > iOS Simulator

シミュレーターのデバイスを確認してみた↓

ハードウェア > デバイス

スクリーンショット 2012-09-30 12.03.30.png

んー、これだけだとわからない・・・。
確認のために、シミュレーターの設定を確認。

トップ画面の設定 > 一般 > 情報

バージョンを見ると4.3.2。。。
うーん、目的の4.2ではないようです↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.09.14.png

そんなことしなくても、

ハードウェア > バージョン

でも確認できました↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.16.26.png

Xcodeから見つけられないということで、Finderから検索。

Developer > Platforms > iPhoneSimulator.platform > Developer > Applications > iOSシミュレータ

この方法でシミュレーターを起動すると、目的のiOS4.2のシミュレーターを起動させることができました↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.35.37.png

でも、このままだとシミュレーターとXcodeは関連づいていないので
XcodeでビルドしてもiOS4.2のシミュレーターで動かすことはできません。


XcodeでビルドしたアプリをiOS4.2のシミュレーターで動かすには、どうしたらいいんだろう。
ということで、そもそもXcodeからシミュレーターを参照している場所を探しました。
探し方は、Finderでアプリケーションディレクトリを開いて、

Xcodeを右クリック > パッケージ内容を表示↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.45.25.png

すると、ContentsディレクトリがFinderで表示されるので、それっぽい場所を探したら発見↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.45.41.png

ここに、先ほどの「iPhoneSimulator4.2.sdk」をコピーしてみました↓

スクリーンショット 2012-09-30 12.52.05.png

【参考】
xcode 4.3.1 iOSシミュレーターの格納先
http://ameblo.jp/rootlogicjapan/entry-11196306402.html

これでうまくいきそう!
とうことで、Xcodeを起動して、画面上の実行ボタンの横にある出力先を見てみると

スクリーンショット 2012-09-30 13.19.48.png

あれ、iOS4.3までしかない。
ということで、Build Settingを確認。

Build Setting > Summary > Deployment Target

ここも4.3までしか表示されてない。
ダメもとで、強引に4.2に書き換えてみた↓

スクリーンショット 2012-09-30 13.21.42.png

なんと、先ほどの出力先一覧に「iOS4.2」が出現!

スクリーンショット 2012-09-30 13.23.01.png

これでテストができる、かな?
現在検証中です。
posted by be-style at 12:57| Comment(0) | iOS
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